就職率の高さが変わるポイント

専門学校の就職率の高さは、いやらしい話ですが学費とかなり密接な関係にあります。専門学生に企業が求めるものは使える人間であることです。同じ資格にしても、ただ資格を持っているものと、その資格に見合った技能があるものではかなり違ってきます。

専門学校の学費は、利益を含んだ学校運営に必要な代金になります。講師などのスタッフの給料、カリキュラムを行う設備や施設、実習費などです。これらにかける金額が多いということは、それだけ充実したカリキュラムが行われていることになり、即戦力と見込めるということにつながります。またそのような即戦力の人材を企業に就職させることができれば、企業にも信頼ができ、より強いパイプを作ることができます。すべての専門学校がそうだとはいいませんが、学費はこのように使われていることが多いのです。

ただ設備が整っていても生産性が悪い会社があるように、学費が高くても就職率が悪い、企業へのパイプが弱い学校があることも事実です。学費はあくまで参考の目安であり、就職率を示す資料や、OBの就職先など確実性の高い資料を使用し、その資料が同等の場合など他に比較するものとして使用するようにしてください。専門学校の就職率や就職先は、その学校の成績であり実績を示す指数でもあります。学校選びの重要な材料になりますので、資料集めは十分に行うようにしてください。

専門学校は比較して選ぼう

専門学校を選ぶときには、とにかく比較するということが重要になってきます。専門学校は同じ資格をとれる学校であっても、学校によりいろいろなものが違ってきます。講師陣に違いがあるのは当然として、カリキュラム、施設、設備、そして学費も違ってきます。また大きなものとして、学校がある場所というのも違います。

大学を選ぶさいにも、上記のことは選ぶ材料になってきますが、場所はあまり考慮されません。生活費などのことを考えて場所も考慮されることがありますが、それは経済面でのことになります。ですが専門学校の場合は経済面以上に、就職という目的に対し大きく関わってくることになります。

美容師や理容師など就職先が全国にある仕事ですと、地元にある学校というのはそれだけでも有利に働くことがあります。これは繋がりという面においてもそうですが、ローカル都市の個人美容室が東京の美容学校に求人をだしても応募はこないはずです。

また逆に地元に就職したい人にとっても、東京の美容学校では地元からの求人は望めません。数が多い学校は、就職したい都市の学校を選ぶ必要があるのです。専門学校にはよその都市からも就職の斡旋はきますが、地元企業はその学校をより近くで見ていますので斡旋も多いのです。

身になる専門学校とは?

身になる専門学校はそのほとんどを指しますが、逆に身にならない専門学校というのもすべての学校を指します。矛盾するように聞こえますが、資格取得や就職率が高いという専門学校の特徴を考えてみるとそうなってしまうのです。専門学校というのは、技術や専門分野に関することを教える学校のことで、その業種にあった資格を取得したり、資格受験のための勉強を教えたります。つまりその専門分野に関することには明るいのですが、それ以外ですとまったく役に立ちません。極端な言い方をしますと、衣服系の専門学校をでても、公務員の資格はとれませんし、整備系の仕事の斡旋も行ってはいないのです。

そのため目標が曖昧なままであったり、適当な選び方をすると、役に立たない資格を持つことになり(自分の目的や就職にとって)、技術は身につかないということになります。ですがどのような仕事、どのような企業に就職したいという目標がある場合は、専門学校は非常に強い味方であり、そのための技術を身につけることができます。専門学校の授業料は専門ゆえに安いものではありません。無駄にしないためにも、資格取得や就職などの付帯的な目標を設定し、それにそって選択することができればきっと人生においても有意義な時間を過ごせることになるでしょう。

また学校によっては、技術を教えるのみで認可を受けていない学校もあります。その場合は学割も使えませんし、公的な奨学金も受けられません。学費やカリキュラムも学校により違いがありますので、選定は慎重に行いましょう。